化学は食のバリエーションや栄養摂取、保存にも一役買っています。
味覚の基本である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味。
昆布だしなどに含まれるうま味成分を発見したのは日本人で、その後のうま味調味料の開発に繋がり、うま味を含んだおいしい料理が手軽に作れるようになりました。
食べ物自体に甘味を加えたり、風味を強めたり、味を引き立てたりしているのも化学の力なのです。
栄養摂取の強化にも化学が貢献しています。
代表的なのが野菜ジュースや粉ミルクで、ビタミン類やカルシウムを添加することで必要な栄養の摂取を補えるように作られているのです。
保存が効く食べ物がたくさんあるのにも化学技術が生かされています。
生の魚や肉は、冷蔵庫に入れてもあまり長持ちしないですが、魚からできているかまぼこやちくわ、肉からできているハムやソーセージが長持ちするのは、くさりにくくしたり、品質が変わらないようにしたりする食品成分を入れているおかげなのです。
宇宙食にもなっているフリーズドライ食品や、レトルト食品なども長期保存を可能にする化学の知恵が生かされています。





